先週末奥さんの妊娠が順調なことを検診で確認してから、翌日に18きっぷを購入。
そして日曜から月曜にかけて一泊二日で福島に旅行にいってきた。
もちろんひとり。
臨月の妊婦を置いて一人で旅行、それも競馬場とは、まさに外道、と思うかもしれないが、
奥さんも賛成で、是非行ってこいと。
たぶん僕がいたら3食全部作ってしまうから好きな外食が出来ないからだろう。。。
おそらくこれが子無し生活最後の一人旅だ。。。
ちょっとした悪あがきである。
18きっぷのチケット代について
近所のチケットショップで権利5回のフル品を11,650円で購入。JRで正規品を買うと11,850円なので200円安かった。
後でも書くが権利3回残し品を新宿のチケットショップで7,800円で売れたので、この二日間で実質3,850円で移動したことになる。
安い!
そしてホテル
アパホテル福島を予約。
そもそも宿泊費を抑えるために漫画喫茶も検討したが福島駅にはなく、南福島駅からそこそこ歩くところにあるので真夏はきついのと、試しに検索してみたらけっこうビジネスホテルが安いのよ。
しかも最安値だったアパは福島駅の目の前の上に2017年3月にできたばかり。
それで宿泊は税込み3,900円、これは安いでしょう。
大浴場と露天風呂付とあるし、これはネットカフェ2000円程度と比べたらケチらずにアパホテルだなと。
楽天でもヤフーでも予約できたが、ヤフーで消滅間近の期間固定ポイントがあったのでそれを使い、カード決済でさらに割引を利用して実質3,700円程度に。またハピタスを経由したのでそちらのポイントも貯めた。
では、今回の旅行を写真と一緒に振り返ってみよう。
かなり画像が多くなるので楽しんでください。
旅行当日
早朝4:00起き。
軽くネットをチェックして用意したら最寄りのJRの駅まで歩く。
5:00ごろの始発電車に乗り、北へ北へ。
東北線に乗ってどんどん北上、宇都宮-黒磯-郡山-福島。
東京からはだいたい6時間程度の工程。
途中雨が降り始め、なぜか僕が18きっぷを使う時は雨が多いと嘆んでいた。

ついたよーん、福島。この時点で11:00くらい。
正直ヘトヘト、お尻が痛い。
雨はほとんど止んでいた。
まずはラーメンを食おうとググって調べた駅前の丸信ラーメンというところにいったらなんと休業!
がっくり。
日曜でしかも競馬開催日に休むとは、やる気あんのかw
しょうがないのでコンビニでおにぎりやパン(336円)を買い、そのまま歩いて競馬場へ。
田舎は車社会なのでほとんど歩いている人がいない。
日曜だから人出ではそこそこあるはずだが。
30分ほどで競馬場に着く

入口が意外とオシャレ。
ここで重要事項を一つ。
節約家は8枚つづりの1枚当たり125円の入場券を持っているだろうがそれをここで使ってはならない。
ローカル競馬場は入場料が100円なのだ。
だから普通に100円払って入るのがいい。
入って2階に上がるとパドック。
パドックが2階にあるって珍しい。

このようにこじんまりとしたパドックで当日は重賞も無く人も少なかったから非常に見やすい。
画像手前の芦毛馬はメインの福島テレビオープンを勝ったマウントロブソン。

福島と言えば藤田菜七子?なのかな。
夏は菜七子というアニメ風垂れ幕があった。

こちらはメモリアルコーナー、つまり展示室。
東京競馬場の競馬博物館と比べるとかなり小さいが目玉商品がある。
それは、、、

これよ、福島といえば七夕賞、そして大逃げのツインターボ。
中館騎手のサイン入り色紙と共に勝負服が展示されている。

こちらがウイナーズサークルでゴール板のすぐ近くにある。
メインの福島テレビオープンを勝った面々。
左端は堀調教師。
オーナーの金子さんは不在だったようで金子真人ホールディングスの代理の人が来てた。
このメインレースまで、空調の効いたガラス張り内の座席でくつろいてレースを見ていただけで馬券は1円も買ってない。
それはいつものことだが、さすがにこの遠方まで来てそれもどうだろうと思い、最終レースだけ買ってみた。
財布を開けたら小銭が200円程度あったのでそれで馬連を一点購入。
1番人気からパドックで良さそうに見えた13番に。

そしてレースは逃げる藤田菜七子騎乗の10番タニマサガールが直線入口で大きなリード。
このまま勝つか2着は堅そうだと思っていたところ、一気の脚で外を楽な手ごたえで2番サレンティーナが交わして先頭、
最後の二着争いに13番ナリノメジャーがタニマサガールにジワジワ迫って並んだところがゴール・・・
そして判定が、、、13番ナリノメジャーが交わしていた。
2-13.。。。。。
そう、馬券が当たってしまったのである!!!
なんということか、福島競馬場初参戦、初馬券でしかも馬連一点買い。
それで当たるとはね。
他には一点も買ってないわけだから僕の福島競馬場での馬券的中率は今のところ100%ですw
少額とはいえ馬連なのでそこそこ配当はついて1,730円。
200円購入してるので払い戻しは3,460円。
ホテル一泊ぶん近くが浮いちゃったよ。
なお、競馬場ではブログ仲間の
しいたけをさんとも合流し、たまに雑談をしながら観戦していた。
この日は夏の福島最終日なのでリーディングの戸崎騎手の表彰。
21勝は一階催での最多タイだそうである。

そして最終日だったので馬場開放というイベントが、、、これは想定していなかった、嬉しい!

こんなふうにターフに入れるわけだよ。
ゴール板前にもいける。僕もこの後に入っていった。
入場するときは本馬場入場の音楽を流してくれるという粋なサービス付きである。

スターティングゲートにも近づけるし触ることもできる、ただし登っちゃダメ。

こいつはダートコースを整備するトンボを引っ張るような車。

芝は綺麗だね。
でも歩いてみるとけっこう柔らかくて凸凹してて人間の足では歩きづらい。
内側の芝が剥がれて土が出ているところのほうがむしろ歩きやすかった。
でも馬にとってはこのグリーングラスのほうが走りやすいんだろうね、そのほうがタイムだって早いわけだし。
これは貴重な体験であった。
入場イベントも終わり、競馬場を後にして近くの岩谷観音を観に行く。

いわゆる摩崖仏といって岩に掘っている仏像。
この後、福島駅までバス(270円)で戻る。
さすがに疲れていたので歩きはやめた。
駅についたらホテルに行く前に近くのヨーカドーでビールを購入(235円)、これは後で部屋で飲む用。
アパホテルにチェックイン。
さすができたばかりのホテルは超綺麗。
ネットカフェはやめてこちらにしてよかった。
荷物を置いてすぐに出る。
再びしいたけをさんと合流し、そのままガストでオフ会。
2時間ほど飲んで食ってしゃべって出てきた。
この日はしいたけをさんにゴチになりました、ありがとうございます。
ホテルに戻って風呂。
大浴場はそこそこの大きさで、気持ちいい。
ただ準天然の人工温泉って意味不明w
ただの沸かしたお湯ですって言えばいいのに。
露天風呂はベランダみたいなところに人がちょうど入れる大きさの陶器の桶が二つあってお湯が循環するようになってるだけ。
これは正直しょぼいw
しかも外の風景は全く見えないし、これ露天と言っていいか。。。
まあ仕方ない、そこは格安のビジネスホテルである。
温度が高いので足湯状態で長く入る。
しっかり温まったら、部屋に戻って、いよいよ・・・

うぇーい、ちっくしょーう、というわけで風呂上りビールタイム。
このためにヨーカドーでビール買ってホテルの冷蔵庫で冷やしておいたのだ。
なお、アパホテルは節約のため冷蔵庫に電源は入ってないので部屋に入ると自分で電源を入れる必要あり。
出先で風呂あがりにビールというのがなんともいえない楽しみ。
350缶一本でしっかり酔える安上がり体質なので歯を磨いてこのまま就寝。
翌朝は6:00に起床して朝風呂に入る。
7:30ごろ出発。
まっすぐ東京に戻っても良かったがせっかくだからどこか寄ろうかと旅行出発前日にgooglemapを見ていたら郡山駅から磐越西線という福島の内陸奥地に行く路線を発見、磐梯山が近くに観られそう。

会津若松行きってなんか格好いいね。
磐越っていうくらいだから先々は新潟まで行ってるっぽい。
出発まで時間があったので一旦駅を出て昼飯を物色するが早朝でやってないのでまたコンビニでパントおにぎりを購入(339円)
18きっぷだから何度でも駅の出入りができるのはいいね。
途中磐梯熱海という駅があり、温泉街があった。

今回は時間無かったが次回はこの温泉いくのもアリだな。
そして目的の猪苗代に到着

そう、野口英世生誕の地なのである。僕は特にファンではないのだが。

せっかくなので歩いて猪苗代湖まで行ってきた。
片道2km程度で大人の男ならさっさと歩けば50分くらいで行って帰ってこられる。
やはり歩いているのは僕くらい。
ここから湖畔にそってもう少し西に歩くと野口英世記念館があるのだが時間の関係上パス。
猪苗代駅に戻り、トイレを済ませ、売店でビールを買って郡山に戻る電車に乗る。

雨でけぶる磐梯山を車窓ごしに観ながら乾杯。
うぇーい、ちっくしょーう。
売店でエビスはなかったので、なぜかあった北海道限定のサッポロクラシックを選択。
郡山に到着するとラーメン屋を探す。
昨日食べられなかったので、今日は何かしら食べようと調べて見つけたのが、この店

あさくさラーメン、なんで浅草?でも食べログの評価が割と良さそうだったので入ってみる。

店内の人が塩ラーメンをよく頼んでいたので美味しいのかなと思って僕も塩ラーメンを。
これで税込み642円
味は意外な薄さ、濃い味が苦手な僕にはちょうどよい、塩気抑え気味でさっぱりとなかなか美味しかったぞ。
郡山駅にすぐ戻り、お土産屋を物色。

三万石という有名店があって、そこの、ままどおる、とエキソンパイが有名。
奥さんからこの二つを買ってこいと言われていたのでそれぞれ一袋ずつ購入(1,512円)。
試食用です、と言ってままどおるを一個オマケでくれた。
そして電車に乗り、東京へと向かう。
来るときの逆の順で郡山-黒磯-宇都宮と。
宇都宮からは湘南新宿ラインなのでそのまま都心に向かえる。
新宿で降りて18きっぷの売値をチケットショップ街でチェック。
5店ほど回って大体8千円弱くらい、なかなかいい値だ。
すぐには売らず、そのまままたJRにのって都内某所で友人と会う。
この友人との会合をこの日に設定することで18きっぷがまた生きるのだよ、この電車賃分が浮くからね。
そして会合が終わったらまた新宿に戻って18きっぷを売却、7,800円。
冒頭でも述べたように、これで当初の5回権利品11,650円から差し引きで実質3,850円で二日間、福島までいって、途中猪苗代により、都内で移動して友人にも会ったりして、かなりのオトク感だ。
ポイントは夏のお盆前であること、これがお盆が過ぎると売却価格は一気に下がるのでこの時期がオトクということだね。
18きっぷの旅は長く電車に乗るので本は一冊くらい持っていくと良い。

こちら、
らいくむさんが紹介してた本。
先日モスルが陥落したニュースがあったと思う。
ISIS誕生の背景、中東、イラクの事情がよく書かれている。
もちろん図書館で借りているので無料。
飲み物は魔法瓶の水筒に入れていったのと帰りはその魔法瓶にホテルで沸かしたお茶を入れて行ったので水系はペットボトル一本も買ってない。ビールだけだ。
今回の旅は一泊二日で福島までいって、あれこれやったものの12,000円くらいしかかかってない。
かなり安上がりだったと言える。
しかも馬券まで当たってしまったから、それを引いたら1万もかかってないw
夏に安く旅行を計画している人の参考になれば幸い。
これで子無し最後の一人旅が終わった。
臨月の妊婦をおいて出かけられるのもこのくらいの日数時間が限界だろうな。
幸い、僕が出かけている間に急に奥さんが産気づいて緊急事態ということもなく、僕は無事に帰宅。
今回の長い記事、
最後まで読んでくれた人はありがとうございます。