バイトを始めて1か月近くなり、ふと気づいたのだが、自分に仕事の指示を出してくる正社員の人は20代後半から30代前半くらいの人が多い。
早期リタイアしてバイトといっても、自分よりもいくつも下の年齢の人間に上から指図されるなんて耐えられない、ということを言う人がいた。
僕はこれが全く理解できない。
年齢については以前にこんな記事を書いていた。
多少の年齢差はどうでもいいんだけどな人と接するのに年齢差とか本当にどうでもいい。
相手が年下だからあれがこれがイヤだ、という人はおそらく自分は年下の人間には横柄な態度をとるんだろう、だから自分がそちらの立場になるのはイヤなのだ。
そもそも年齢差別をしている人たちなんだろうと思う。
僕のように人の年齢がどうでもいい人は仕事の内容や条件にしか興味がない。
自分が今何をやるのか、何を知るべきなのか、それを教えてくれる人が20代だろうと50代だろうと同じだ。
今のバイト先の正社員の人たちに嫌味なところは全くない、普通に質問もできるし、答えてもくれる。
年齢、性別、役職、様々な属性で人を判断し、ものの本質が見えない。
偏見かもしれないが、こういう属性差別をするのって日本人にめちゃくちゃ多い。
妙なプライドだけ先走っている人は実につまらないし、実際かなりの損をしていると思う。
たとえば正社員。
これも正社員という属性にこだわるのだろう。
正社員だから契約社員より偉い、派遣社員より偉い、自分は立派なんだ、と思っているフシがある。そして契約や派遣を見下すのかな。
が、実は正社員が一番損をしているんだよね。
終身雇用の正社員は税金社会保険料などを長期にわたって自動的に徴収される日本奴隷システムの根幹である。
そして正社員という属性を有難がって必死にしがみつく人のおかげで企業は社員に無理難題を押し付け放題。
その行きつく先はブラック企業だろう、それでもやめられない、正社員の属性を捨てられないから。
こんなものにこだわらない人間は正社員をあっさり辞めるし、実質的に利益のある生き方を選択する。
派遣なんて責任は無く仕事は定時、6か月以上働いて切られたら可哀想な特定理由離職者だかで雇用保険がすぐ出るそうだw、しかも延長ありで。
働かない老人や専業主婦の医療費や年金を負担しているのは正社員の人達が払う税金社会保険料が主な原資だ。
このバカらしさに気づけば出来るだけカネを貯めてさっさとリタイアして自らは低収入になり、負担を減らして気楽に生きる手がある。
さて、どちらがトクだろうか。
しかしここまでわかっていても属性やプライドが大事な人は決して正社員を辞めないのである。
僕としては結構なことだ、そのおかげで少数派である自分の早期リタイアのライフスタイルも守られるからである。
僕の今のバイト仕事に責任は無く、言われたことをするだけで基本楽勝、時給はそこそこ高く、これはやめられん、というわけ。
正社員の人が皆辞めて、こういうとこに大挙して押し寄せたら僕が困るしね。
皆が正社員の属性にしがみつき、60歳65歳あるいはもっと高齢まで国にむしり取られるつもりなのを見ると安心する。
他にも枚挙にいとまがないが、つまらないプライドや格式、属性にこだわって損をする人は一杯いる。
早期リタイアをする人はこのような馬鹿なプライドの無い人が多い、だから付き合いやすい。
僕は相手が年下だろうが女性だろうが犬だろうが猫だろうが、その指示を聞いてホイホイと軽い仕事をして高時給がもらえるなら何でも喜んでするよ。
あなたの上司は猫です、週3で1日3時間勤務で年収1千万という仕事があったら紹介してくださいw
どうでもいいプライドは最初から無く、僕が欲しいのは実利のみである。