FC2ブログ

アメスポに見る社会、文化、人生観⑥まとめ

(2014-09-27)
長々とコラムを続けが、今回でまとめ。

こいつ、よほどヒマなんだろうな、と思われたに違いない。
いや、たしかにヒマです。

現状はスポーツ観戦くらいしか興味が無いのだ。

行き着いたのがアメスポであり、NFLだった。

政治、宗教、スポーツ、何をとってもこれだけ盛り上がるのが上手な人たちはなかなか居ないだろう。
観客が盛り上がりどころを分かっている。

日本でも歌舞伎を見慣れた人なら、どこが見せ場で、合いの手を入れるタイミングも熟知しているだろう、そんな感じだ。

人生にリスクはつきもの、でもそれから逃げることはしない。
とにかく人生は楽しむためにある、ということを教えてくれる。

そんなアメスポとNFLに感謝したい。
スポンサーリンク

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

アメスポに見る社会、文化、人生観⑤地域密着

(2014-09-27)
スポーツの地域密着、この言葉が日本でも言われるようになって結構経った。

最初はピンとこなかった人も多いのではないだろうか。
日本だとプロスポーツと言えばプロ野球、それは地域ではなく企業の持ち物で、企業の広告宣伝物。
ようはプロスポーツというよりお金が大きめにかかる社会人スポーツなのである。
実際、親会社の税金対策になるように法も整備されている。
読売新聞社が中心であとはオマケ、読売にくっついて儲けられればそれでいい、他球団が毎年読売優勝でいいよ、と言っている。一極集中で地域?各都市?はあ?といった感じ。

球団としては企業が優先で客のことはそっちのけ。
近鉄バファローズ消滅のときに、ファンのため、地域のためにではなく、一部の老人企業、内輪サークルのためにやっているリーグであることを感じた人も多いでしょう。

この地域密着に関しては欧州サッカーはなかなかいい。
イングランドのスタジアムにいくと一体感のあるチャントがいいし、客が皆試合前にスタジアムショップにいって買い物をしている。
ホワイトハートレーンのチケットカウンターで一緒に並んだ客の一人が僕にこう言った「こうしてモノを買うから、収益が球団に入って、チームのためになるし、育てることになるんだよ、球団もファンのために色々と施策をすることになる」
地域が球団を支えている意識が大きい。

米国ではこの地域密着の意識がすごく高い。
まさにわが町のチーム、私達のスター、なのである。

日本でもJリーグサッカーの試合のある日は、ゲームシャツを着ている人がいる。
ただし残念なのは、そのシャツを着ている人が圧倒的に少ない。
最寄り駅のトイレで着替えたり、帰るころには脱ぐ人がいる。
いやいや、家から着てこいよ、と思う。
そして試合の関係のない日にはほぼ着てないことも多い。

米国の町に行き、そこに大学やNFLのフットボールチームがあると、間違いなくスタジアムは満員であり、しかも観客のかなりの割合がゲームシャツを着ている。
もちろん家からだ、恥ずかしいなんてことは全くない。
NYでジェッツの試合を観にいったときはバス停であきらかに緑のジャージを着ている人が多いので乗るバスに迷わなかった。
サンディエゴでは試合の翌日、月曜日に町に出て行ってもその現地チームのシャツを着ている人が一杯いた。
試合がある無いも関係ない、普段着としても着ている。
もう完全に地元のモノなのだ。
地域密着がこれほど浸透しているのも米国ならでは。
アメスポのすごいところはジャージに広告がほとんどついてないこと。
サッカーは胸や袖に広告がベタベタ入るが、NFLは基本的にない。グッズや放映権収入で十分儲かるのでジャージの広告はいらない。
また市民の税金を投入して8万人規模の専用スタジアムもバンバン建てている。
そして球団には低額で貸しているので、米国のスポーツ球団はかなりの黒字経営である。
これはさすがにスポーツに興味の無い住民からは反対運動もおきているが、日本ではそもそも税金で専用スタジアムを建てようという案自体が無理だろうなあ。

とはいえ、人気が低迷すると、ころっと他地域に金銭で売却されたりするあっさりしたところも米国流だが。

地域密着性、僕はこれを一番感じたのがアメスポだった。
スポンサーリンク

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

アメスポに見る社会、文化、人生観④公平性

(2014-09-27)
アメリカ人はよく公平というのを口にする。
もっとも国際社会で自分達が常に勝てるように環境を整え、それを公平と言っているというのはご愛嬌w

それは置いといて、よくfairとかunfairという言葉を使う。
競争条件は同じにすべき、という概念がある。
競馬だって実はハンデ戦が多く、G1格上レースでもハンデ戦がけっこう多いのがアメリカ。
強い馬がそのまま強さを発揮して勝ってしまうより、背負う斤量を調節して直線で横一線のデッドヒートを見たいのかも。

僕がNFLにハマった理由はアメフトのスポーツとしての面白さもあるが、その運営のすばらしさ、公平性にある。
いわゆるパリティ、各球団の戦力をできるだけ同じに近くして、試合では接戦を演じるようにする。
そのためにサラリーキャップ、完全ウェーバードラフト制度、コモンオポーネント方式なので結果の均衡を図っている。
またいわゆるレベニューシェアリングも徹底しており、リーグの収益を一括して吸い上げ、各球団への分配を行っているので貧乏チームは基本的に無い。下位チームも翌年には補強が確実に行えるのだ。
今のNFLは全てのチームが勝率5割程度になるのを目指した、と言われるほどの作り方である。
これが功を奏し、3連覇したチームは過去に一度も無い、連覇も5例ほどしかない。
プレイオフ出場の面々を見ても、昨年はほぼ0勝でボロボロだったチームが翌年には地区優勝してプレイオフなんてことも結構起こる。
それでもそれなりに低迷チームは出来上がるが、10年もすれば強豪や弱小もそこそこ入れ替わる。

ここのところが結構重要で、欧州のサッカーはひどい不均衡リーグである。
上位3-4チームがリーグ内の有力選手を囲い込み、下位のチームは貧乏なので、補強もまともに出来ない。
結果、上位争いをするチームは毎年ほぼ同じ。3-4チームの持ち回り制みたいなもので、リーグ内の他の10数チームは完全に蚊帳の外。下位チームなど最初から残留目的である。
こんなことで地元のファンは楽しいはずがない、実際に欧州サッカーの観客動員は右肩下がりで落ちてきているのである。
だって、あなたの地元のチームが最初から優勝争いには絶対関係がない、10年応援しても強くなることなんてありえない、なんて状況ならファンをやめるよね、球場にも行かなくなるよね。
たまに「ビッグクラブの存在が大きい、Jリーグにもビッグクラブを」、という人がいるけど、僕は絶対反対だ。
Jリーグは実はNFLの運用方法も勉強したといわれており、戦力均衡が必要だと思っている(鹿島の3連覇にはがっかりしたが、それまでは3連覇は無かった)。
実際Jの観客動員は世界レベルで見ても悪くない、衰退している欧州サッカーのビッグクラブ制度なんて真似る必要はない。制度というより古臭い仕組みがそのまま残ってしまっただけだ。
マンチェスターユナイテッド - サンダーランド
このカードみて、ほとんどの人が3-0,4-0,5-1くらいのスコアしか思い浮かばないでしょう、やる前から結果が分かっている、子供でも予測できる。戦力が3倍くらい違う、圧倒的なほうが弱小なのをボコるだけ。こんなもの観て何が面白いの、というのが僕の感覚。
いや、別にサンダーランドを貶したいわけじゃないよ、たまたまの引き合いにだしただけ、すいません。
僕がスポーツの試合を見るときは、結果が予測出来ないハラハラしたものが観たい。

NFLの試合は本当に拮抗した試合が多い、いわゆるワンポゼッション差で最後までわからない展開。
昨年の優勝チームが翌年、コロっと下位チームに負けたりする、それだけ戦力差が微妙で戦略一つ、流れ一つで結果はガラっと変わるからだ。
地区内の順位も二転三転するし、シーズン開始前には予測もしなかったアップセット大躍進チームが毎年いくつか発生する。
これが最高のエンタテイメントであり、平均観客動員数6万以上の結果にしっかり現れている。グッズ収入、放映権収入などの収益力でも他リーグの追随を許さない、圧倒的だ。

欧州サッカーのような不均衡システム、ビッグクラブ制度が有利なら、あちらのほうが盛況になるはずだが、そうはなっていない。
米国内でもMLBやNBAは均衡策をそこまで取れておらず、収益力で完全にNFLの後塵を拝している。
観客を楽しませるエンタテイメント性ではやはり戦力均衡システムが重要だと思っている。

競争条件は公平に!
これがアメスポの精神的文化ではないだろうか。

僕もこの考え方が好きである。
スポンサーリンク

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

アメスポに見る社会、文化、人生観③リスク

(2014-09-27)
また前回からの続き

リタイアブログの人は投資をしている人も多いし、リスクテイクはお手の物の人も多いだろう。
そして多くの人が日本人はリスクを取らない、預貯金ばっかりと嘆いている。

資産運用だけではない、例えば転職リスクも恐れて一つの会社にしがみつく、とか。
対人関係が怖いから声をかけられず友達ができない、とか、フラれるのがイヤだから積極的になれず、彼女(彼氏)が出来ない、とか。
何かこう、リスクが怖くてビクビクしており、せっかくのチャンスにも手が出ない人が多い印象。
新しい事にも挑戦が出来ない。

なぜこうなったのかは分からないが、僕のイメージでは米人は全くこの逆。
日本人にとってリスクは避けるもの、逃げるものだけど、米人には「リスクは取るものだろう」という意識がある。

アメフトでは、基本的には4回攻撃できるが、4回で10ヤード取れなければ相手に攻撃権が移ってしまう。
3回目の攻撃で10ヤード取れなければ、安全のため、4回目の攻撃はパントキックという大きな戻しキックで相手陣内に蹴りこんで相手にボールを渡すことがほとんど。でなければ4回目の攻撃を普通に行ってもし失敗したら、その地点から相手の攻撃が始まってしまうので、自陣でそれをやると一気に相手の得点チャンスになってしまい、それは非常に危険なことだからだ。
ただし状況によってはこの4回目の攻撃を普通に行って意地でも10ヤード取りにいくことがある、これが俗に言うギャンブルだ。
このギャンブル時の観客の反応がいい、大抵は満場で拍手喝采なのだ。
リスクを取ることが大好き、危険をいとわない。
もし失敗したらどうするんだ!やらないほうがいいのに!という人はほとんど居ない。
また実際に失敗したとして、ギャンブルなんてしなければよかったのに!と結果論でグチグチ言う人も少ない。
失敗に終わっても、いわゆるNice Try!である。(Nice tryには嫌味の意味もありますが。。。)
こういうことをしているウチに成功もあるし、危険を承知でリスクを取りにいくべきときはあるのだ。

逆に過度に保守的で消極的なプレイにはブーイングが出る。例え結果が良くてもだ。
挑戦しなきゃ面白くないだろ、ということ。

もちろん何でもかんでもギャンブルしているわけではない。
NFLはむしろギャンブルは少ない、NCAAでは散々見るけど。
必要なところ、例えば試合終了間際でここで相手にボールを渡したらもう自分達に攻撃権は戻ってこない、というのが定番のタイミング。
また試合開始間もないタイミングでもけっこうギャンブルがある。
成功したら大きいし、雰囲気がよくなるし、逆に失敗しても試合終了まではまだまだあるので取り戻しも効くからだろう。
2Q終了間際でこれ終わったらハーフタイムだからどうせ失敗してもゲームは中断する、なんてタイミングならギャンブルでありながらほぼノーリスクになるし。
つまりギャンブルするにしても闇雲ではなく、リスクコントロールをしている、リスクとリターンの関係を観て、やるべき時にやっている。
ここにはリスクは全部逃げるもの、という精神は無い、リスクは適切に取捨選択をするものだ。

ディフェンスもブリッツの枚数を増やしてQBにプレッシャーをかけるのはその分、後ろががらあきになるので、これはディフェンスのギャンブルプレイ。
リターナーが深い位置からあえて突っ込むのも、上手く抜ければキックオフリターンTDを狙いにいってるわけで、これも一種のギャンブルだ、安心を取るなら毎回タッチバックをすればよいが、それじゃ面白くない。

アメスポはリスクを取るのか取らないかの取捨選択に満ちており、観客もそれを楽しむ準備ができている。
どうせ失敗するとか、悲観的、卑屈な人は少ない。

なので観ていて非常に楽しいのだ。
スポンサーリンク

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

アメスポに見る社会、文化、人生観②数字

(2014-09-26)
前回から続き。

アメリカって数字好きだよね。
これはスポーツに限らずなんでもそうな気がする。

前回ネタにした野球も、勝率だ、打率だ、出塁率だ、と個人の成績が数字で細かく出され、客もそれをあれこれ言いながら楽しめる。
フットボールはもっとすごい、TD数、ヤードから、本当にありとあらゆるデータがある。
個人成績だけでなくチームの数字も。
TVなんか観てても、なんでこんな細かい数字を、というのを出してきて実況も解説も楽しそうに話している。

数字を扱うこと、数字に強くないと会社経営や金儲けもできない、というが、アメリカはけっこうそういうところがあるんじゃないだろうか。

数字は単に埋めたり並べたりして喜ぶものではなく、そこから何を読むか、考えるか、が大事。

彼らが数字を元にあれこれ話しているのを見ると、
アメスポにはそういう文化が根付いているなと感じる。

数字できっちり図ることができるデータ管理的なスポーツに進化したのがアメスポの特徴かな。
スポンサーリンク

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村
プロフィール

招き猫の右手

Author:招き猫の右手
20代半ばから節約と投資をはじめ、とりあえず41歳でリタイアを達成。節約生活と少しの労働で今後を乗り切る(予定)。既婚、子供一人

ツイッター
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

ブロとも一覧

つれづれなるゼロな日々

軸足の定まらないセカンドライフ

40代の氷河期男性が人生再設計

節約とコツコツ投資でリタイヤ

ゼロから始めるぐうたら生活

「女とカネ」 ~株とFXで稼いで、女の子と遊ぼう~

新しい人生に挑戦してみよう!

きままな2ndライフ生活

30代 南米リタイア生活
Amazon商品一覧【新着順】
フリーエリア
スポンサーリンク
検索フォーム
アフィリエイト
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

スポンサーリンク