「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読んだ

(2015-05-08)
アマゾンの商品挿入がなぜか働かない。。。
しょうがないので本の画像は無しで。

この本もかなり有名だね。
著者はインデックスファンドの提唱者で、バンガードの取締役も勤める。
当然、インデックス運用推しの本。
版を何度も重ねているので、新しいのがいいかとも思ったが、2004年の第8版。
リーマンショック前なので、それはそれで面白いかな、というのと、いつであろうと基本的な内容は変わらないだろうと。

冒頭はオランダのチューリップバブルや、南洋泡沫会社、その後の様々なバブル現象の紹介。
人の記憶はかくも儚い、ということで、歴史はまた同じ事を繰り返すのである。

そしてアクティブ運用がいかに手数料負けするか、市場平均に勝つことがいかに難しいか。

効率的市場仮説は、いかなるアノマリーも潰していく。
その有効性が確認されたとたんに全ての人の知るところとなり、その歪は瞬時に修正されるからだ。
12月に勝って1月に売るとか、月曜に買って金曜に売るとか、そしてあのダウの負け犬投資法も。
これら全て有効な時期はあったものの一部の期間などをを抜粋した場合であったり、仮に有効であってもすぐに「効率的な市場」がこれらを壊してしまう。

競馬でいえば、もしあるレースでは何枠が来る、とか、体重が何キロ以上以下とか、騎手の成績がこうだとか、何かしらの法則を見つけなおかつそれが有効だとしても、それが知られたとたんに皆がその馬券を買うから、払い戻しは元返しになって意味が無くなる、、、ということかな。

100ドル札が落ちていたとしても、それが本物のはずがない、それが本物であるなら効率的な市場ではすでに誰かが拾っているはず、、、、なのである。

分散投資の有効性を説明するのに、2社しか会社がない離れ小島経済の例は面白く、分かりやすかった。
それぞれ雨の場合に利益が出る会社、晴れの場合に利益の出る会社。
一定の条件化であるが、片方に賭けるよりは、半分づつを2社に分散投資したほうが、たしかに雨になろうが、晴れになろうが一定のリターンが出るようになるのである。

そして結局は現代ポートフォリオ理論にもとづいて、できるだけ広い市場を対象に分散を心がけるのが、無難で確実、ということになる。
大事なのは市場に居つづけることだ、それで確実に世界市場のリターンを取っていこう。

なぜインデックス投資をするのか、をあらためて整理したい人は読んでみるといいと思う。
難しい数式とかは余り出てこないので、割りとすんなり読んで行けると思う。
スポンサーサイト
スポンサーリンク

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

コメントの投稿

非公開コメント

読み直してみようか

敗者のゲームとランダムウォーカーも読み返してみようかなあ。

投資方針が揺れているのに役立つかも

No title

アノマリーなんてものは見て楽しむもので、信じて乗るに値しないものだと思います。
ヒズミのないところに傾向なんて生まれません。ただ個人投資家には見えないだけのヒズミが多いのも事実ですが。

効率的市場仮説

その昔 私もこの著書を読みました

名著といわれるだけあって、とても面白かったです

効率的市場仮説はあまりに壮大な仮説です

人工知能やビッグデータ解析が高度に発展した未来では
今よりは もっと近づいているかもしれないですね

No title

ときどき、読み返したくなる本です
持っていた本はほとんどブックオフに引き取ってもらったのですが
この本は手元に残しています。

No title

あの分厚さに躊躇して読んでいません。
本は読んでないけどもうインデックスだけでいいんじゃないという気持ちが強いです。
投資自体が面倒くさくなってきたんですよね。

ポートフォリオ理論

はじめまして。
私の学生時代の専攻は、ポートフォリオ理論でした。
1980年代の前半でした。
まだ、全然この理論が有名じゃなかったころです。
感銘を受けましたね。
そして、昔は信じていました。
が、日本の株式市場で、4度だまされました。
1990年のバブル崩壊、その後のITバブル崩壊、サブプライムローンショック、リーマンショックの。
もう信じていません。
卵をひとつの籠に盛るな、というけれど、籠自体の底が抜けたら誰が責任をとってくれるの???
もう、何も信じないです。
目先の利ザヤをとりにいくのが正解だと、今は思っています。

No title

ウォール街のランダム・ウォーカーは、有名な本ですね。
「当然、インデックス運用推しの本」という指摘が響きました。

私の推しの本は、ツヴィ・ボディとアレックス・ケインの「証券投資(上)(下)」です。お腹いっぱいになれる分量です。w

Re: 読み直してみようか

>たんちんさん
これ読んだら、結局インデックスで地道にやるのが一番かなあ、と思ってしまいますね。

Re: No title

>プライアさん
歪みは最初に見つけた人が、最初の一瞬だけ活用できるものですね。

Re: 効率的市場仮説

>消費しないピノキオさん
ビッグデータとか色んなものを活用し始めるとさらに効率的な市場になって、インデックスすら通用しないかもしれないですね、そうなったら面白いです。

Re: No title

>いろいろでセカンドライフさん
かなり有名な本でファンも多そうですね。余程皆を引き付けるのでしょうか。

Re: No title

>クロスパールさん
読んだら読んだで、インデックス運用以外はする気が無くなりますよ。
まさに投資は面倒くさいし、時間もないから、一般的な人はインデックス運用やっとけっていう結論だし。

Re: ポートフォリオ理論

>スイス鉄道のようにさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
あれ、そうなんですか、インデックス運用のいいところはそういう大きな底を経験しても、そこで底値を拾っていけるから最終的には浮いていく、というのが真髄だと思っていたんですけど。
ちなみに私もITバブル崩壊以降は投資の影響を受けています。
個別株中心でインデックスは全くやってなかったですけどね。

Re: No title

>小黒とらさん
推奨本ありがとうございます。是非いつか読んでみます。
お腹いっぱいですか、、、厳しそうですね。
プロフィール

招き猫の右手

Author:招き猫の右手
20代半ばから節約と投資をはじめ、とりあえず41歳でリタイアを達成。節約ドケチ生活で今後を乗り切る(予定)。既婚、子供一人(予定)

ツイッター
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

ブロとも一覧

つれづれなるゼロな日々

軸足の定まらないセカンドライフ

半農半X 投資で実践するセミリタイア生活公開ブログ

節約とコツコツ投資でリタイヤ

「女とカネ」 ~株とFXで稼いで、女の子と遊ぼう~

新しい人生に挑戦してみよう!

きままな2ndライフ生活

30代 南米リタイア生活

煙々の独り言
フリーエリア
スポンサーリンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

スポンサーリンク