セミリタイアが多くなれば社会が様変わりする可能性

(2017-05-19)
あくまでもセミリアイアである。
完全リタイアではない。

リタイア未達成の人のブログで早くリタイアしたい、仕事は嫌いだ、1日中家でぼーっとしたい、という人をよく見かける。
気持ちは分かる、僕もそうだった。
小さいころから家でぼーっとするのは好きだったし休みの度に一人で思索にふけってああでもないこうでもないと考えているうちに月曜日が来て・・・

ああ、リタイアしたらどんなに幸せだろうか、と思ったものだ。
もちろん基本的にその考えは変わらないが。

いや、自分はそんなものではない、家でぐうたらすることには誰にも負けない、という人、、、ちょっと甘いよ。
1週間2週間ならそんなことも言っていられる。
1か月となるとどうか、さらに3か月、1年となると・・・
大抵は何かやりたくなってくるのだよ、このぐうたら性能の高い僕でもそうなったのだから間違いない。
実際辞めたい辞めたいと言ってる人も働き始めてから1か月以上の休みなんて取ったことがない人がほとんど。
その時何が起こるかはわからないのだ。

実際リタイアした人で後悔している人が少なからずいる。
資金が足りないとかではなく、やることがない、ヒマでしょうがない、という人。

こうなりそうな人は完全リタイアではなくセミリタイアを目指したらいい。

まずは現状として仕事はイヤなのであれば目の前の正社員の仕事はさっさと辞めるべきだろう。
そして満足するまでひたすらダラダラすればいい。
そのような快適なぐうたら生活にもいずれ飽きが来る。
60,70ならまだしもまだまだ活力のある20代30代40代ならやはり何かおかしくなってくる。

その時だよ、その時、あなたが何をしたいのか、人生の本当の目的が見えてくる。

あれだけ嫌だ嫌だと言っていた労働について、あれをしようか、これはどうだろうか、と考えるようになる。

そしてつまみぐいのように派遣やバイトで労働をするもよし、がっつりとオフィスワークに戻るもよし。
やりたいようにすればいい。
幸い日本は人手不足で仕事はいくらでもある。多くの人がセミリタイアしたらその人手不足感はむしろ強まる。
オフィス系の仕事がしたくなったらなら東京に来たらいい、いくらでもある。
逆に地方に自分のやりたいことがあるならそこに行けばいい。
これらの情報はネットでいくらでもあるし、リタイアして独身なら行動の自由度は高いからいくらでも移動すればいい、決して非現実的なことではない。

皆がこのようになったらどうなるだろうか。
考えただけでも素晴らしい。
今現在労働者として働いている人は、働きたくてしょうがない、何かをやりたいことに飢えている人だけが働いていることになる。
イヤイヤ働いている人はほとんど居ないのだ。
ものすごく効率的な社会になりそうだ。
日本の特にホワイトカラーの労働効率の低さはよく指摘されるが、それが大幅に改善することになるだろう。

仕事がしたくてしょうがない、自分のやりたい分野にだけ労働者が飛び込んで行くんだから。
となるとイヤイヤ働かざるを得ないキツい職場とかブラック企業とか、魅力のない業界、そういったものは続きようがないので途端に潰れまくることになる。
メンタルヘルスだって無くなるだろう、嫌になったら速攻で辞めるんだから。
働きたいー、という人だけが働くことになる。
経営者は一瞬困るかもしれないが、労働市場には労働意欲の超高い人しか居ないから使い方次第でかなり高い成果は得られる。

正社員を辞めてもいずれまた労働収入を得ることになるわけだから、目先の資産を細々計算して、ああでもない、こうでもない、まだリタイアは時期尚早などと優柔不断に先送りすることもなくなる。

かなり幸福な人が増えるのではないかということ。

自分は40過ぎでさっさとリタイアしたわけだが、当初は完全リタイアのつもりが、いつの間にかすっかりセミリタイア志向になっている。
年間100万くらいは自分の気に入った労働で稼ぐか、そのほうが暇つぶしにもなるし、と思っている。

この心境の変化とセミリタイアの素晴らしさは語り継いでいきたいと思っている。
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No title

働きたい人だけがやりたい事で働けば生産性(労働効率)が向上するというのは完全に同意です。
ベーシックインカムもやってみたらいいと思います。
ベーシックインカム完備、副業あり、完全成果主義(会社に利益をもたらさない場合は給与0もあり得る)とすれば皆幸せだと思います。


Re: No title

>緑熊さん
完全成果主義もいいですね、基本は数か月契約で結果が出なければクビとかでいいと思います。その代わりやる気ある人だけが働くし高給にもなる。

ウムム。

招き猫の右手さん、まさに貴殿の申す通りです。
まだまだ心身ともに元気の状態での完全リタイアというのは本当になかなか難しいものかもしれませんね。
資産云々でなく精神的に‥
もしセミリタイアするならば、個人的な理想としてはフルタイムならば週3日勤務、週5日勤務なら半日するといったとこでしょうかな。
勿論、体調が無茶苦茶悪いのに無理して出勤なんてのは御法度?!(実は今日の私がその状態ですよ。風邪で頭痛と発熱(泣)

そして、当人的にはリタイアを実践したが、どうしても会社(仕事)が恋しい~というのならサラリーマンに戻るのも良し‥
その場合は出来るだけブランク期間を長引かさないのに越したことないですけどね。
もしかすると、それでリタイア詐欺とか誹謗中傷もあるかもしれませんが、あくまで自分の人生ですから。
右手さん、どんなものでしょうかな。(汗)


Re: ウムム。

>リトルドッグさん
完全リタイアというのは結構難しいようです、ヒマを持て余して苦労してる人を何人か知ってます。
週3なんて丁度いいですね、電車に乗らない徒歩自転車圏内でそれくらいの労働をしたいです。

体調が悪いのであればがっつり有給で休んでください。

自分の人生は自分のやりたいようにやればいいでしょう。

No title

私は自分自身セミリタイアが性に合っていると思っています。収入云々より働くことは好きなので記事にあるように退屈しのぎにはいいなと感じます。

どう考えても正社員と言うスタイルは自分にはもういらないように感じています。正社員であっても比較的責任の少ないポジションがいいですね。

秋口に降格を申し出ようかと考えています。

Re: No title

>クロスパールさん
ええ、よく考えてみたら僕も働くこと自体は嫌いじゃなかったわけです。
正社員だけが不当に重責や過剰労働があるのです、長期雇用と引き換えに。。。
どうせリタイアしようとしてるなら正社員に用はありませんね。
降格いいですね。向こうからしたら?でしょうが、交渉頑張ってください。

No title

家でぐうたらしたら負けない!、そんなスキルはないです(笑
なので、辞めたら暇を持て余すの間違いなし。セミリタイアをして何かで働くか?と考えると、それするくらいなら辞めるのを止めた方がいいかなと。

ただ、この頃、セミリタイアの身内からいろいろとプレッシャーが。もう辞めて、旅行行こうぜ!とか。秘境(?)と呼ばれるマチュピチュとか行きたいらしく、一緒に行ける人を探しているとか。ちょっと心が動きます^^

Re: No title

>煙々さん
煙々さんは働いたほうがいいと思いますよ、これまでの話の印象からすると。
ただしだからといって今の仕事を辞めないほうがいいというわけでもなく、別にやりたかった仕事その他のことを見つけて行く手はあります。
旅行は一人でも行けますからね、一人旅のほうが楽しいし。

日本人の持ち家志向が日本人から自由度の高い暮らしを奪っているように思えます。
招き猫さんのおっしゃる通り、日本は労働人口が減少して人手不足はしばらく続きます。
北海道にいい仕事があるなら沖縄から引っ越して働くこと。
こういう思い切った軽やかな行動はローン中の持ち家の人にはできません。

見えない鎖に縛られて毎朝満員電車で嫌々と通勤する人が気の毒に思います。

Re: タイトルなし

>あすなろさん
コメントありがとうございます。
はい、持ち家信仰は罪深いですね。
ちゃんと賃貸と持ち家のメリットデメリットを比較したうえで納得して買うならまだいいんですが、
買うのが当然という風潮で半ば半強制的に購入する人生になる人がけっこういるように見えます。
空室率がどんどん上がっていくのに都合よく売ったり人に貸せませんからね。
自由度ではやはり賃貸かなと思います。

No title

私も完全に同意なんですが
「働きたくない」「休みがほしい」と普段言っている人でも
私が長くても48歳までにはセミリタイアしたいと飲みの席で言った途端に
「病気になったらどうするの?」「今後結婚したい人ができたら仕事してないとまずいんじゃない?」
などと考え直したほうが・・・みたいに言われましたので
大部分の人は口で言っているだけで実際は働くのが好きだと思います。

Re: No title

>働きたくないさん
はい、その状況はよくあるパターンとして想像できますね。
ただ、その場合、その周囲の人は本当に働くことが好きなんでしょうか。
そうではなく、働くのが嫌いなので、目の前の人がイチ抜けた、と社畜から脱出するのがうらやましくて止めたいだけなのでは、というパターンもありそうですw

No title

びっくりしました。
自分は典型的に「早くリタイアしたい、仕事は嫌いだ、1日中家でぼーっとしたい、という人」です。
「ちょっと甘いよ」
そうか~、そうなのか~。

おっしゃる通り働き始めてから一か月以上の休みなんて未経験です。
今の自分は、目の前のノルマと納期に追われる生活を、何年も繰り返してきて
視野が狭くなってることは自覚してます。

こういうとき、アーリーリタイアを経験した方の話をブログ上でたくさん読めるのはありがたいことですね。
少し前では、なかなかいらっしゃらなかったですから。

なんか結論がすばらしいですね。

ひとりひとりが、我慢せず自分のために自分の好きなこと(リタイアなり、短期労働なり)をすることが、ひいては、社会を良くするっていう…
幸福な人が増える社会が出現するという…
目から鱗なワクワクする話です。

Re: No title

>フミオさん
どのくらいぼーっとできるのかは人によるので一度やってみるとわかるんですが、なかなかリタイアに踏み切れない人も多いですからね。
そこはやってみてどうか、ということになります。
僕も多くのリタイアブログを参考にしてきて今があります。
はい、皆が好き放題やりたい放題働いたり辞めたりをすればかなり満足度の高い社会になると期待してます。

No title

やりたい仕事を持ってる人ってどのくらいいるのかなと思います。そして、やりたい仕事があってもある程度の達成感でそれ以上を求めなくなることもあります。

リタイア後の孤独耐性や暇人耐性はおっしゃる通りでしょうね。
個人的には暇つぶしや人とのつながりを維持するために働くのも増えて生産性は両極端になるのかなと思います。

非常に示唆に富む内容です。

私もセミリタイアを目指しているのですが、実際にセミリタイアされている方が語ると言葉の重みが違いますね。
勉強になります。

Re: No title

>Colorless Freedomさん
やりたいことをやってる人は現状では一握りでしょうね。
ある程度の達成感で満足したらまたすぐ辞めたらいいと思います。
ただ単に会社にしがみつくだけで働いている人は生産性低下の原因でしょうね。

Re: 非常に示唆に富む内容です。

>見知らぬ男さん
実際にしてみてわかることもあるものだなと思いました。
こんな僕も3年前は完全リタイアが絶対にいいと思ってましたから。

No title

セミリタイアだと仕事は変えられるし、自由時間もそれなりに持てるからストレスを溜め込まなくて良いですよね。

私は、皆が1年更新程度の契約社員でもいいんじゃないかな~と思っています。
正社員の給与保護や解雇規制を無くして働きに応じて給与が変動する社会のほうが、皆が仕事に意欲的に取り組むんじゃないかなと思います。
今の日本の正社員制度って皆が平等で安定した生活を目指して、生産性が低下しつづけた旧ソ連のような状態ですからね。

こんな制度のおかげで安易に正社員が採れなくなって、助っ人の派遣やアルバイトの給与が上がるなら大歓迎ですが (笑)

Re: No title

>namake_taioさん
はい、セミリタイアならまたいつでも辞めればいいだけなので仕事のストレスはかなり少ないです。
全ての労働者が期間限定でいいと思いますね、まさに共産主義の末期のような状態が日本なのでしょう。
今は派遣やアルバイトが重宝されているので我々にはいい時代ですね。
プロフィール

招き猫の右手

Author:招き猫の右手
20代半ばから節約と投資をはじめ、とりあえず41歳でリタイアを達成。節約ドケチ生活で今後を乗り切る(予定)。既婚、子供一人(予定)

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